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シマトネリコと絵本のこと

昼間、掃除中にふと見たらシマトネリコがしおれていた。

慌てて鉢底から流れ出るまで水をやると、夜には葉が瑞々しくなって上を向いていた。このシマトネリコ無印良品のオンラインショップで買った。無印で売られている観葉植物はいかにも無印の家具と合いそうで、つまりあんな感じのインテリアが好きな人間の食指が動くようにできている。そしてほぼ鉢代なのだろうが、数千円はする。

今は母乳をだいたい3時間おきにあげているので、3時間で帰ってこられる範囲に散歩に出かける。そのお散歩エリアの中には幾つか花屋があって、ヘデラ、ポトスなんかはとても安く売られている。無印に頼らずとも、好きな鉢に好きな植物をセットして好きに楽しめるセンスと力量が欲しい。

 

今日は午前中、絵本の読み聞かせの会に行ってきた。劇団員の先生が、幼児に響く読み方のコツを教えてくれるというものである。私は娘と布団に寝っ転がって絵本を読むのが好きなので、娘にもできればその時間を楽しいと思ってもらいたい。コツは、腹式呼吸で読みなさいという、なんとなくそんな気はしていたものであった。

そして先生曰く、テレビはその電磁波が赤ちゃんに悪影響かつ、赤ちゃんの想像力を育てないとのこと。「例えばピーターパンに登場するワニをTVで見た赤ちゃんは、ワニはあの姿(たぶんフック船長の股がワニの口の上で裂けそうになるシーンのことと思われる)でインプットされてしまいます。それ以上想像することをしないのです」こう先生は話していたが、私は、だとすれば絵本でも同じでは?と思ってしまった。

子供ができると、以前の自分のものさしでは「変だな」と思うようなことでも、「マズい!取り返しのつかないことになる前に正しい教育をしなきゃ!」みたいな焦燥感から、妙な信念に傾倒しやすくなりそうだ。

自分で自分を混乱させて目の前にいる子供を翻弄することのないようにしたい。と、絵本と関係ないことをぼんやり考えながら帰った。もちろん絵本はこれからも読む。腹式呼吸で。