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なじむ

すっかりアルコールフリーのビールで満足できる身体になってしまった。1日の終わりに飲むと心から美味しい。今日の夕飯はジンギスカンとラムチョップという羊祭りなので、2本は飲んでしまうだろう。

先日遊びに来た会社の後輩には、「すっかりママですね……私と飲み狂ってたこと忘れないでくださいね……!」と言われた。大丈夫、軸足はそっちにあるつもりです。

 

娘と出かけると、病院の待合室、エレベーター、コンビニ、本屋、道端など、いたる所で人に話しかけられる。「今何ヶ月?」「あら〜可愛いあんよ!」「笑うのね!ンマッまっまっまー(謎のあやし言葉)」などなど。大抵は中高年の女性だ。

そのまま少し立ち話をする。「女の子?穏やかないい顔してる」「うちの子、男の子なんだけどね、このくらいの時は夜寝なくてね〜」「母乳なの?そう、ちゃんと出てる?」「うちは娘二人もいるのにまだ結婚しなくって……」などなど、会話の展開は三者三様。でもやっぱり、自分の子供が小さかった時の話をする人が多いかな。そして大抵最後はこう締めくくられる。

「今がいっちばん可愛いわよ〜」

私はこのやりとり、結構好きだ。見ず知らずの娘を可愛がってくれて嬉しいし、母(私)を気遣ってくれるのも嬉しい。さらに地域にも、母親という立場にも、なじんできたのかなと嬉しくなる。

よく「子育て中の母親が孤立しないよう、地域ぐるみで子育てを」みたいな無味無臭のポスターが役所などに貼ってあるが、今まで全くイメージが湧かなかった。

でも最近は、こういう風に自然に目を細めて話しかけてくれることなのかもしれないな、と思う。

ごく稀に一人で出かけた時は、誰にも話しかけられない。娘よ、母をなじませてくれてありがとう。