夜の途中
毎晩、20時頃に娘を寝かしつける。
つい自分もウトウトしてしまうと、シンとした部屋で目を覚ますことになる。
夕食の支度を再開する、録画したドキュメンタリーを見る、家計簿をつける、買ったままになっている漫画を読む、などなど、娘が寝たらやろうと思っていた事柄を頭に思い浮かべるも、だらだらと起き上がる気になれない日がある。自分のために時間を使える絶好のチャンスにも関わらず。
そんな時、近所のバッティングセンターから「カーン」というヒットの音が聞こえると、ああ、起きよっかな。と思う。
仕事の帰りにわざわざバッティングセンターに寄って汗だくになって、これから帰る人だっているんだ。夜はまだまだこれからなんだ。とりあえずお茶でも飲むか。
そんな感じでもそもそと起き上がる。
話は変わって、シマトネリコの元気がやっぱりない。
茶色く変色した葉がたくさんあり、指で触れるとハラハラと落ちる。
多肉植物が欲しいけど、新入りがどんどん枯れていくと悲しいので、とりあえずこのシマトネリコが軌道に乗るまで我慢しよう。
土間の出窓にプラントスタンドを置いた。多肉植物を寄せ集めて置くのが楽しみだ。